ヘタレ生活職の手記

バレ鎧作成レポート~真面目編~

 その日・・・・私はダンバートン官庁にてとある手帳を発見した。
それはボロボロになり、相当の年月を重ねている事がわかったし、
何より記載されている最初の年月日が約80年前の代物で
これの持ち主はゆうに80を超える年寄りである事が想定される。

「これの持ち主はもう生きていないのだろうなぁ・・・・・」

 私はふとした好奇心でその手帳のページをめくった。
読んでいるうちにこの持ち主が生産を営む人であることがよくわかったし、
材料を調達する為に色々な所に行ったことについての記述も多く見られた。
こうして名も知れぬ人の手帳を読んでいるうちに夜も更けていった・・・・

 手帳も終わりに差し掛かり日付が昨年の所まで来た時に私は気が付いた。
これの持ち主は昨年まで生きていたのではないか?・・・と
その最後の記述の後ろのページを覗いてみるとそこはもう白紙であり、
持ち主が昨年まで生きていたことがよくわかった・・・

 その最後の記述の記述は持ち主が最後に作成した鍛冶品の作成レポート
であり、そのときになって初めて手帳の持ち主の名前を知る事ができたのであった。
その報告書の最初ページにはこう書かれていた・・・・・


                  ヘタレ生活職の報告書

鍛冶ランク9でバレンシア鎧(♀)を作成するにあたってのレポート。

一回の作成に必要な材料。

鉄インゴット 8本

最高級革紐 4本

組紐      4本

私はランク5上の図面であるバレンシア鎧(♀)を作成するにあたっての
レポートを作成する事にした・・・・
これが鍛冶を上げている後続者の役に立ってくれる事を切に願う・・・・・

                         ヘタレ生活職プルシェこと略してぷるちぇ
                      


レポート作成日:エリン暦○××年 8月25日


注意
今回は笑いもなければネタも無いつまらない内容の記事です。
読まれる方はそれを承知でお読みください(最近こんなのばっかだなぁ・・・・)



  8月20日午×××時

 私は明日の生産日にバレンシア鎧(♀)ことバレ鎧を作成するために
生産材料を扱う露店商がよく集まると言うダンバートン広場にやってきた。
長い間共にした仲間に安く譲って貰った材料ではバレ鎧を作成する事が
出来ないと言う事を先の経験で既に知っていたからである。

ぷるちぇ 「少なくとも30回分の材料を集めなくては・・・・・」

手持ちの材料は15回分と半分しか満たしてない・・・・
ダンバートンならば材料を安く仕入れる事ができるはずだ。
そう期待して足を運んだ。

 しかし・・・・ダンバートンで私を待ち受けていたのは高額となった
最高級皮だった。
私は手近な露店商に声をかけ事情を聞くことにしたのだが、
みんな口を閉ざして何も語ってくれない。
一体全体どうなっているのかわからないまま途方にくれていると
古い付き合いの友人が事の流れを教えてくれた。
 
 その内容によるとどうやら西の方から出稼ぎに流れてきた
中華なる集団が生産品・・・・主に鉱石や皮、糸の市場価格を
つりあげたと言う事だ。さらにたちの悪い事にその集団から
生産材料を大量に買っている輩がいるらしく、市場全体の価格が
高騰してしまっているとのこと・・・・・・
また、それだけに留まらず、トゥガルドアイルやティルコネイル、バンホール
近隣のモンスター討伐の依頼を全部受けてしまっている為に
モンスターハンターを生業にしている者達が遠出してしまって、
モンスターから取れる工芸品の材料なども入りにくい状態との事・・・・・

マスフィア「一応国産品とかも売りに出してる人とかいるけどね」

 ぷるちぇ「国産品?」

マスフィア「中華が取ってきた皮じゃないのを売っている店を国産品って
       みんな呼んでるみたい」

 ぷるちぇ「わざわざ区分しなきゃいけないぐらいに心頭してるのか・・・
       あまりいい状況とは言えないな」

マスフィア「まぁね。でも最近は本土で神(ネク○ン)に消滅させられたらしくて
       規模も若干小さくなったみたい。でもやっぱり一度値上がった物は
       相場落ちにくいし、何より他の鍛冶師や裁縫師も買っていってるから
       当分は落ちないんじゃないかな?」

 ぷるちぇ「当分ね・・・・後続者もいるし、このまま固定になってしまうかもな。
       これは諦めてこの相場の中で一番安く売っている店を見つけるしか
       ないかな」

 私はそこで知人と別れた・・・・
生産日まで残りわずか、一刻も早く目的の物を手に入れなければ
ならなかったから・・・・・
最低でも必要な皮は残り60枚・・・・・・店を回ってみても売っている相場は
45~50kという値段。
そこで私は複数の店を回り少ない枚数でも40kで売っている店を全て回って
皮を購入していった。ついでに組紐を作る為に太い糸と細い糸も各60本購入。
後は糸車で革紐と組紐を作れば問題無いはずだった・・・・・

 やはり、生産日前なのか糸車には人だかりが出来ており、全て使用中という
結末に。生産日まで時間が無い・・・・しかし糸車は全て使用中で使えない・・・・
これは諦めるしかないのだろうか。なんて考えが出始めた時に。

×××「ぷるちぇさん。こっち!こっち!」

その声にふとそちらを向くと糸車で紡織をしている八神さんの姿と共に
マスフィアさんの姿があった。

マスフィア「ぷるちぇさんの事だから多分糸車の使用許可とか取ってないだろうな~
       なんて思って予約しに来たら、八神さんを見つけたんだ」

    八神「そこでフィアさんに事情を聞いて私の予約時間分の残りを
       ぷるちぇさんに使ってもらおうと待ってたんだよ」

 ぷるちぇ「八神さん。とても助かります。このお礼はそのうちに・・・」

   八神「そんなのいいからさ。バレ鎧出来たら試着させてよw」

 ぷるちぇ「完成したら一番に着せてあげますね」       

   八神「楽しみに待ってるよ」

 マスフィアさんと八神さんの協力を得て革紐と組紐を作成することができた。
私は良き友人を持ったと思う。二人に激励された後、バレ鎧を完成される為に
バンホールへと足を運んだ・・・・・



  8月21日午前0時

 バンホールに到着した頃には既に生産日に入っていた。
時刻は0時を回った頃・・・・
バンホールの鍛冶師はこの時間帯に一番鉄を叩くという。

 深夜だというのにバンホールは活気に溢れていた。
バリ鉱山から採掘した鉱石を精錬している者。
熱い鉄をハンマーで叩いて鍛冶をしている者。
その鉄を売り出している商人の姿もあった。
活気に溢れるその町を見て私は年甲斐も無く熱い情熱が胸に
広がっていた。

そして、私は図面を広げ材料を用意し、ハンマーを振り上げた・・・・・

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これが図面を広げた時のバレ鎧の概要だ。
成功率は著しく低い・・・・
まさしく作るという事になるのならば笑い話の一つになりかねない。
それでも私は作らなくてはならない・・・・さらなる高みを目指す為に!


一発目、二発目共に大成功と幸先は悪くない。
これも激励してくれた友人の
おかげなのだろうか。

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しかしこの後に大失敗を2回してしまいその後にはずっと失敗続き・・・・
このままでは以前と同じ状況になってしまうと、危惧したのだが・・・
どの道前にすすむには作るしか無いという結論に達しこのまま鍛冶を
継続する事にした。
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何とか持ち直したらしい・・・・が持ち直しただけでなくこの状況を
好転させる事に成功したらしく
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何とか仕上げ前まで持っていく事に成功する。
残っている材料に目を向けるとまだ半分近く残っている。
そこで図面の残り回数を見てみると・・・・

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16回!!?16回で仕上げまで持っていけたというのか!?
普通ランク9のバレ鎧作成は20回以上の工程がかかるのにそれを
切っているだと・・・・?
そして今しがた自分が作ったバレ鎧(仕上げ前品)に目を向けた時に
八神さんとマスフィアさんの「頑張って!」と、激励してくれた姿を思い出した。
あぁ・・・・自分は応援してくれる人がいるのだなぁ・・・・
不思議と目頭が熱くなった・・・しかし仕上げをせずに涙を泣くのは
ダメだと自分に言い聞かせ仕上げを行った。

 結局仕上げを行う際に涙で目が滲んで3回仕上げに失敗してしまったが、
4回目に何とか成功。
夜も更けに更けて東の空が赤く染まってきた頃、ふとした眠気に襲われた。
辺りを見るとどうやら他の鍛冶師もそろそろお開きらしい。
八神さんにバレ鎧を試着してもらうのは睡眠をとった後にしてもらおうと思い
バンホールの宿へと足を運んだ。

 ドンドンドンドン!

 扉を強く叩く音に起こされる。外を見ると日は昇りきっていた。
(時間的に見ると昼過ぎたあたりか・・・)
今の時間を簡単に割り出し扉の方へ神経を傾ける。

 ドンドンドン!ドドンドン!
リズムなんて取らなくてもいいのだが・・・・
まぁ、その前に誰が尋ねてきたのかも分からない。
盗賊とかだと困るので念のためにISを詠唱しておく。
これで敵だとしてもすぐに凍結させられる・・・・・
準備をおえ、扉の向こうの者に声をかけようと息を吸ったとこで

    八神「ぷるちぇさん!あけてぇぇぇぇ!バレ鎧完成したんでしょ!?
        試着させてぇぇぇぇ!」

  ぷるちぇ「・・・・・・・・・・・」

八神さんだったのか・・・
尋ね人を確認したところでISの詠唱待機状態をキャンセルして、
扉に歩いていった。

    八神「開けて~~~~!通い妻が尋ねてきましたよ~~~!!
        う~~~ん。返事が無い・・・・
        ぷるちぇさん昨晩は遅かったから寝てるのかなぁ・・・・」

 ガチャ!
        
  ぷるちぇ「今起きたとこですよっと。まぁ・・・・・
        それはともかく通い妻って何よ・・・・?
        起こすならもっと普通に起こしてくれればいいのに・・・」

    八神「まぁ、それはおいといて・・・・・バレ鎧できたんでしょ?
        試着しに来ましたよ♪」

  ぷるちぇ「誰からその話を聞いたのだか・・・・・」

    八神「フィアさんは昨日バンホールで鉄インゴットとかを
        売りに出してたんだけど気づいてなかった?
        ぷるちぇさんがバレ鎧作り終えたみたいってついさっき
        ダンバートンで聞いたから馬飛ばして来たんだよ♪」

  ぷるちぇ「フィアさんいたのか・・・・全然気が付かなかったなぁ。
        まぁ、完成してるから試着していってよ」

 私達はバリ鉱山の入り口にある祭壇に移動した。
八神さん曰く鎧は外で着替えてナンボらしい・・・・
が、像の影に隠れて鎧に着替えるぐらいなら最初から宿の部屋で
着替えた方がよかったのではないかと思う・・・・

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ほぅ・・・・とても良く似合っている。
他の部位に見に付けている防具の色と私の作ったバレンシア鎧の色の波長が
あっていると言えよう。

※この後の文章の損傷が激しくて読めない部分が多いので最後だけ。

 私はこのままずっとヘタレ生活職としての道を歩んでいくだろう。
来年もずっとヘタレのままエリンで過ごしているだろうと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後の手記を読み終えた私はその手帳を閉じた。
ボロボロになった手帳。年齢的に見れば齢80を軽く超えてるだろう・・・・
その持ち主はもういないのだろうなぁ。
なんて思いながらそっと手帳を元の場所に戻した。

後日エヴァソさんに整理を頼まれた時に気づいた。
あの手帳が無いのだ。
落とし主がもういない手帳・・・・・
それなのに何故ないのだろうか?
ふとした疑問を覚えエヴァソさんに尋ねてみようと思い、
受付に顔を出したら・・・・・


××○「手帳を無くした時はどうしようと思ったのだけれど、
     官庁にあって本当に助かりましたよ。最近は日記に
     凝ってるんですけど、エヴァソさんの事書いてもいいですか?」

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どうやら落し物をした人が来て対応しているようだった・・・・
ん?手帳?
・・・・・まぁ、いいか聞いてみよう。

官庁事務員「エヴァソさん。この間あったはずの手帳がないのですが・・・・
        かなり古い手帳なんですけど・・・・」

  エヴァソ「手帳・・・・・・・・
        あぁ、それならつい先ほど持ち主に返しましたよ。」

官庁事務員「返したって・・・・あの持ち主は・・・・・」

  エヴァソ「さぁ~って仕事仕事っと」

エヴァソさんはそれを言うとカウンターの奥に行っていってしまった・・・・・
その姿を追っていると誰かの会話が聞こえた。

   ×××「じゃあ、ぷるちぇさん早くフィアードに行こうか。
        早くしないとみんなに怒られちゃうよw」

その名前を聞いた時私は後ろを振り返った。
しかし、すぐそこには誰もおらず
遠くの方でバレ鎧を着ている者と流行の服を着ている
二人の女性の姿が街の出口へ歩いて行く姿がとても印象深かった。
私は思い違いをしていたのかもしれない・・・・
彼女達は今も生きてこのエリンにいるということを・・・・・・



~~~~~終了~~~~~~

って、何かどこぞのライトノベル風になってしまった感が・・・・・・
てか、素人の書いた文章なんて面白いわけないじゃないかぁ~~!!
とか、思いながら書いてしまった始末・・・・・
元来ならバレ鎧レポート~~てな感じで簡単に更新するつもりだったのですが・・・・
何か書いてるうちにこんな感じに・・・・・・
ちなみにこの物語はバレ鎧作成の事以外は
マビをリアル風に例えたフィクションです。
みんな信じないように・・・・・
って、そんなのわかってるって?
ハイハイ、どの道次のネタやる前にバレレポートだけ書きたかっただけですよ。

取り合えず、勢いだけで書いてしまったので、
これにタイトル付けるなら何がいいかはコメント欄に書いてください。
まぁ、誰もタイトルなんて付けてくれないと思うけどね・・・・
って、どこぞのあとがきみたいになってきたので・・・・・
今回の記事はそろそろおしまい!


「本日の一枚」

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八神さんのバレ鎧着た別ショット。
ちゃんと本人に許可を頂いてるので別段問題もないです。
でも、本当に良く似合ってますよねw
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by Prushe | 2006-08-25 03:58 | マビノギネタ記事
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